【6月】新しい薬によって積極的に活動できるようになる

病状の変化(時系列)

自分の耐えられるストレスレベルを確認する

新しい薬である抗うつ薬(パロキセチン)、抗不安薬(ブロマゼパム)で治療を始めた私の体調はより良くなっていきました。

抗不安薬は初め1日3錠飲んでいましたが、すぐに2錠、1錠と減らし、最終的に適量と思われる1日1錠で飲んでいくことにしました。

新しい薬にしてから、私はどれくらいのストレス環境まで耐えることができるのだろうと思い、実験してみることにしました。

家の近所や自転車で行ける範囲はもう症状は出ないため、車に乗ってどこまで行けるか色々と試してみました。

安中榛名駅
まず初めに選んだ場所は、特別な理由はありませんが北陸新幹線の安中榛名駅でした。自宅から車で20分程度の距離です。

前日夜に抗不安薬を服用していたものの、行きで少し動悸が出てしまいました。

ただ、今回はプチパニック発作が起こることなく、無事に駅に到着しました。

初めて行ったのですが、駅前など思いのほか何もなく、着いたはいいもののどうしようかと思ってしまいました(笑)。

ただ、駅前の交差点に信号機ではなくラウンドアバウトがありました!どうやら2019年に群馬県内で初めてここにラウンドアバウトが設置されたそうです。

ヨーロッパに留学していた時はとてもよく目にしていた光景でしたが、日本にはラウンドアバウトは全然なく、群馬県にもあったんだ〜!とちょっとだけ感動しました(笑)。

余談ですが、安中榛名駅は山の中にあり、駅周辺は閑かな住宅街となっていました。見晴らしも良かったですし、とても広い公園(広場?)もあり、ちょっと住んでみたいかもと思いました。

富岡製糸場
次は、片道30分程度のところにある世界遺産 富岡製糸場へ行くことにしました。

意外と近所に世界遺産があるものの、実は今まで行ったことがなかったのです。

行きはやはり少し緊張し、動悸がありましたが、無事到着でき工場の中の展示品を見て回りました。

世界遺産だけあって県外からも多くの観光客が来ており、ちょっとだけ観光気分が味わえて楽しかったです!

車の運転もだいぶ慣れてきたため、次は趣向を変えてみようと思いました。

今度は、すぐに逃げられない環境でどれだけ耐えられるかを色々と試してみました。

銀行での手続き
まず、家にあった使用していない銀行の口座を解約しに行くことにしました。

解約手続きを銀行窓口で行っている間は、手続きが終わるまで待たなければなりません。

10分ほどの待ちましたが、その間少し緊張はしたものの、体調は問題ありませんでした。

映画館
次は思い切って映画館へ行ってみました。映画館はややハードルが高く、上映中の約2時間は耐えなければなりません。

まぁ気分が悪くなれば途中で抜け出して帰ることもできますが、お金ももったいないし、頑張って最後まで観ようと思いました。

映画が面白かったせいか、意外にも2時間はあっという間に過ぎ、症状も特に出ませんでした。ちなみに、今回観た映画はコナン君でした!

他者との会話
次は、先日会った友人と再びカフェで話しました。

前回は途中で体調が悪くなり薬を飲みましたが、今回は大丈夫でした。

またもや3時間ほど話をして解散しましたが、体調に問題はありませんでした。

こうして、6月には私は日常生活を楽しめるレベルにまでストレス耐性がついてきました。

ただ、やはり突然発作が起こるかもしれないという不安は常に付きまとっていました。

その不安による若干のめまいや動悸が出ることもありましたが、薬のお陰もあって症状が出ても耐えられる状態になりました。

天候による体調の変化

その日の天気・気温・気圧などの気象状況は、私の体調に大きな影響を与えました。

読者の皆さんの中にも「曇りや雨の日は何となく体がだるいなー」と感じたりする方もいらっしゃるかと思います。

この時期の私の場合、それが顕著に現れました。

特に、「曇り」「寒い」「暑い」「低気圧」が苦手でした。

どれも不快に感じてしまい、自律神経が乱れて症状が出やすくなるのです。

ちなみに、晴れの日が気分がいいのはもちろんのこと、雨の日も雨音が癒し効果があってそんなに苦痛ではありませんでした。

群馬県高崎市の6月は、晴れたり雨が降ったり、寒かったり暑かったりと体調管理が大変でした。

梅雨に入ると昼でも気温が15度くらいしかなく寒い日があったり、逆に梅雨が明けると40度近くまで気温が上がって干からびそうになったりする日もありました。

もう体がついて行けませんでした…(笑)

そうは言っても、自律神経においては夏の方が副交感神経が優位になりやすいということなので、まだ良い季節なのかもしれません。

この記事を書いているのは8月なのですが、交感神経の方が優位になりやすい寒い季節がこれからやってくると思うとちょっと心配になります。

体力づくり

体調が回復してきても、治療中は運動はあまりできていませんでした。

そのため、体力がガクンっと落ちてしまいました。

そこで、仕事への本格復帰を目指して体力づくりをしようと、ジムに通い始めることにしました。

私が通うことにしたのは、ホリデースポーツクラブです。

ここでは、追加の料金を払うとトレーナーさんが私の筋トレメニューなどを一緒に考えてくれました。

そして、RISOBOという体の成分を分析する体重計みたいな機械があるのですが、最後にそれをやりました。下の写真はその時の結果です。

体重計みたいなのに乗るだけで、こんなに色々わかるんだ!?と感動しました。

総合的な点数は「67点」。「運動不足」のカテゴリーに入ってしまいました。

治療中はベッドの上で生活していた時間が長かったので、そりゃ運動不足にもなりますね(笑)。

そして、人型のイラストを見て頂くとわかるように、私は上下とも筋肉量が標準以下でした。

さらに体重も標準よりかなり軽く、タンパク質・ミネラルなども不足しています。

1つ褒められたのが、代謝がとてつもなく良いことでした。

RISOBOの結果から、私はまず質の良い食事と筋肉をつけるためタンパク質を多く取るよう勧められました。

早速、プロテインを買い、週2〜3のペースでトレーニングに励みました。

6月は総括すると、ジムでトレーニングするか車で遠出するかという日々を過ごしていました。

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