【10月】職場復帰へ大きく前進!

病状の変化(時系列)

10月に入ると日に日に涼しくなってきますね。月の後半は朝晩の気温が10度を下回る日もあり、寒いくらいです。

そんな気温の変化が激しい10月ですが、体調は良い状態で比較的安定していました。

職場復帰を意識した生活リズムへ

10月に入って体調の落ち着いていた私は、いよいよ職場復帰を目指して日常生活を仕事をしている時の状態に近づけて生活するよう心がけました。

具体的には、朝は仕事のある日と同じ時間に起き、日中は極力屋外で過ごして夕方に家へ帰るという生活リズムにしました。

日中は近くに市立図書館があり、そこの自習室に行って読書や勉強などを毎日していました。

まだ抗うつ薬・抗不安薬を毎日服用しているものの、自習室のような他人がいる狭い空間でもパニック発作が起こる心配もなく、長時間集中して取り組むことができるようになりました。

とても喜ばしいことです。この点だけで言ったらもう完全に病気を克服したと言っても過言ではないと思います!

ただ、かなり良くなったものの、1点だけ課題がありました。

それは、活動的に動いたり長時間集中したりした後にドッと疲れが出て症状(軽いめまい)が出てきてしまうということです。

誰でも長時間勉強などするとかなり疲れると思います。「物事に集中する」ということはそれだけたくさん神経(エネルギー)を使うということです。

このエネルギーを全て使い切ってしまうと私の体はエネルギー切れを起こして、めまいなどの症状が出てしまうようです。

まぁ病気でなくても長時間勉強などすれば誰でも疲れると思いますが、めまいなどの症状が出るのは困りものです。

私の自律神経はかなり整ってきたものの、元通りになるまでにはあともう1歩といった感じです。

唯一改善しない症状「睡眠障害」

これまで順調に体調が回復してきた私ですが、唯一と言っていいほど改善があまり芳しくないものがありました。

それが「睡眠」です。

原因は良くわかりませんが、夏ごろから夜の眠りの質が一層悪化してしまったように感じていました。

具体的には以下の2つがずっと続いていました。
・夜中に何度も目が覚める
・夢をはっきりと見る(=眠りが浅い)

眠りが浅く睡眠の質も悪いせいで、次の日も疲れが全然取れていないという日もかなり多くありました。

そのせいで、日中勉強していると眠気に襲われて集中できなかったり、午前中だけ2度寝してしまったりする日もありました。

寝る前に睡眠導入剤を飲んでいるのですが、私が飲んでいた睡眠導入剤は、あくまで眠りに入るのを手助けする薬で、眠りの質を高めるものではありませんでした。

主治医に相談して、睡眠導入剤を別のものに変えてみたところ多少眠りの質が良くなり、翌日眠くならずに体調も良くなりましたが、それでもまだ夜中に目覚めたり夢を見る日もあります。

睡眠は体調の改善にとって重要なものですが、自分で意識して睡眠の質を良くするなどといったようなことはできないので、自然に良くなっていくのを祈るしかありませんね。

整体で体のこりを解消へ(自律神経の敵は首こりだった!?)

9月に引続き、10月も毎週整体に通って体の随所のこりをほぐしてもらいました。

整体に通うのと同時に、自分でも毎日ストレッチを行い、体のこりがいち早く取れるよう頑張りました。

しかしながら、思うように体がほぐれてくれません。

施術師さん曰く、私の体の「こり」が硬すぎて、本当にちょっとずつしかほぐしていくことができないということでした。

確かに、私が自分でマッサージをしていても一向に柔らかくなる気配がなく、日々頑張っているのに心が折れそうになっています(笑)。

私は全身にこりがあるため全身カチコチなのですが、その中でも特にひどいのが首のこりです。

実は、首がこっていると自律神経に大きな悪影響を与える可能性があるのです!

特に自律神経失調症になってからは薬で体調が良くなっていても、首こりを感じる時は必ず頭痛が起こり、めまいと吐き気が出ることも多くなりました。

自律神経失調症やパニック障害の症状でも頭痛、めまい、吐き気などはあるので、「首こり」が原因で起こる症状と見分けることが難しいのです。

私の場合は、首こり → 頭痛・めまい → 予期不安 → パニック発作という流れが自然でき上がってしまい、苦労しています。

今は予期不安の段階で抗不安薬を飲んで落ち着くため、パニック発作の段階まで症状が進むことは無くなりましたが、それでも時々パニック発作が起こるのではないかと不安になります。

私は以前からデスクワークや勉強などをすると、必ずと言っていいほど首筋が張って頭を左右に動かすとボキボキと音がなっていました。

首筋が張って首がこるとひどい時はイライラ感が出てきたり、そうでなくともかなりの疲労感を感じていました。

そんな首に負担がかかった生活を何年もしてきたため、私の首には次第に日々の疲れが蓄積していき、かなり硬〜いこりが住み着いてしまったようなのです。

このこり固まった首を改善していくには、これからも整体などに通い続け、長期戦で直していくしかなさそうです。

ついに「復職可能」の診断書を手に入れる

10月は主治医の診察に2回行きました。

1回目の10月上旬の診察では、体調もだいぶ良くなったため復職への判断を仰いでみたのですが、結果はあと少しで復帰可能の判断に至りませんでした。

その理由は、特定の環境下になるとめまいや動悸などの症状が出てしまうからです。

それは「空腹」の時でした。

私は空腹になるとなぜか決まってこれらの症状が出てしまうのです。

主治医の感想としては「瞬間的な低血糖のような症状だ」ということでした。

実は、私が最初にパニック発作を起こした時は瞬間的な低血糖(空腹)が引き金となっていたので、空腹状態になるとその時の状態を体が無意識に思い出して症状が出てしまうのかもしれません。

主治医からは、空腹になったら味の素が出している「アミノバイタル」を飲むといいとアドバイスをもらったので、早速購入して外出時などはカバンに入れて持ち歩いていました。
(幸い、今のところ緊急で飲む機会はありませんが)

2回目の診察は10月下旬でした。

空腹時の症状については完治していないものの、空腹にならないような対策を講じることで了解をいただき、今度は仕事復職可能という判断をもらうことができました。

「長かったけど、ついにここまで回復することができた」と、少しだけ感動しました!

しかし、これですぐに仕事へ復帰できる訳ではありません。

私の会社の場合、次に会社の産業医面談をクリアしないと正式な復帰とはなりません。

産業医面談は11月に予定しており、それまでに少しでも体調を良くしておくよう頑張らなければなりません!

私には天敵の冬がやってきますが(寒いと体が冷え症状が出るため)、復帰に向けて頑張ろうと思います。

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